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スエズ運河は地図でどこにある?座礁したコンテナ船の場所も解説

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2021年3月25日、エジプトのスエズ運河で日本の会社の大型コンテナ船が座礁してほかの船が通れなくなる事件が起こりました。

今回はスエズ運河がどんなところかの解説と大型コンテナ船が座礁した場所の解説をします。

目次

スエズ運河とは?

スエズ運河はエジプトに作られた地中海と紅海を結ぶ運河となります。

運河の全長は162km、幅は22メートルあり、1869年にフランス人のレセップスがスエズ運河を建設しています。

スエズ運河の建設によりヨーロッパとアジア間の航路が短縮され、アフリカ大陸の周辺を迂回する必要がなくなった為スエズ運河はヨーロッパとアジア間の貿易に大きな貢献をもたらしました。

また、スエズ運河の両側はどちらも砂漠となり周りに高い建設物もない為、地平線まで見渡せることが見所となっており、陸側から運河を見ると砂漠が平らなこともあり船が砂漠の上を走っているように見えるところも見所になっています。

スエズ運河の大型コンテナ船の座標

今回の大型船の座礁は電気関係のトラブルで船が制御できなくなったことと、強風と砂嵐で視界が悪かったことの二つが重なったことが原因となっています。

また、座礁した船は全長400メートルのエバーギブンで、船を所有するのは日本の愛媛県の会社の正栄汽船になりますが運航は台湾のエバーグリーン・マリンとなり、運航会社の方よりも船の所有会社が責任が重くなる可能性が高いです。

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スエズ運河の地図と今回の事件の場所は?

スエズ運河は地図上だと下記の赤丸の個所になります。

また、今回の事件は中国からオランダのロッテルダムへ向かう途中で起こった為船は北側に進む形で座標しており、スエズ港のすぐ北側で座礁している為詳細な場所は下記の赤丸の個所になります。

スエズ運河の今回の事件の今後について

2021年3月26日時点ではまだ座礁しており他の船が渋滞している状態ですが、過去にも座礁事件は20回程度起きておりいずれも解決しています。

※2021年3月30日に離礁することができ、スエズ運河の通航が可能になりました。

日本の会社への責任となる可能性が高く、船の所有会社は保険にも入っていますが今後どうやって賠償範囲を狭めていくかが注目されます。

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