マイケルコリンズのその後の経歴で、アポロ帰還後の生活について今回は解説します。
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マイケル・コリンズは有名なアポロ11号の宇宙飛行士!
マイケル・コリンズさん死去「アポロ11号」から月面着陸支援 #nhk_news https://t.co/NzmCrrMSZS
— NHKニュース (@nhk_news) April 28, 2021
マイケル・コリンズは1930年10月31日生まれのイタリア・ローマ出身の宇宙飛行士になります。
生まれたのはイタリアですが親がアメリカの陸軍軍人であったこともあり、アメリカの陸軍士官学校に入ります。
陸軍士官学校卒業後は空軍に入隊し、その後宇宙飛行士を目指して1966年に宇宙飛行を経験しています。
そして1969年、人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の司令船パイロットを務めました。
2021年4月28日、マイケル・コリンズさんは90歳でがんで亡くなりました。
アポロ11号の宇宙飛行士は全員有名人だが・・・
アポロ11号の乗組員は、
- ニール・A・アームストロング:船長
- エドウィン・オルドリン:月着陸船操縦士
- マイケル・コリンズ:司令船操縦士
の3名になります。
月面着陸を成功したことで3人全員有名人ですが、特にアームストロングさんとオルドリンさんが人気となります。
その理由としてアームストロングさんとオルドリンさんは月面に降りましたが、マイケル・コリンズさんは月面に降りていないからです。
マイケル・コリンズさんは宇宙船を操作する担当であったこともあり残念ながら月には降りられず、その間宇宙船を月の周りに周回させていました。
このことから
「史上最も孤独だった男」
「忘れられた飛行士」
とも世間では呼ばれています。
マイケル・コリンズさんはメディア嫌い!地球帰還後の生活は?
アポロ11号が地球に帰還後、乗組員の3人は人類初の偉業を成し遂げたことでメディアの引っ張りダコになります。
しかしマイケル・コリンズさんはアームストロングさんとオルドリンさんの2人と違って注目されないようにメディアの取材を断り続けてきました。
マイケル・コリンズさんはアポロ11号の任務終了後、NASAを辞めて1970年にワシントンで政治の仕事につきました。
そしてその後、スミソニアン国立航空宇宙博物館の館長となり、航空宇宙コンサルティング会社を立ち上げることを行いました。
マイケル・コリンズさんは偉業を遂げた後も真摯に仕事に向き合う人だった!
マイケル・コリンズさんのアポロ11号の任務完了後の経歴を見ると決して偉業を成し遂げたことで有頂天にならず真摯に仕事に向き合ってきたことが分かり、かなり真面目で誠実な人だと私は思いました。
偉業を成し遂げてライフスタイルが一変して生活が崩壊する人も一部ではいますが、マイケル・コリンズさんのようにその後も真摯に仕事に向き合える人はなかなかいないので、このような姿勢は大切だと私は感じました。