マッチャーは危険で、セクハラが続出のOB訪問アプリの注意点について今回は解説します。
目次
OB訪問アプリは現在の就活生の必需品!
スマホの普及に伴い、最近の就活でOB訪問を行う際にOB訪問アプリを使用する就活が増えています。
中高生がOB訪問をする際は学校側で希望の企業で働いているOBを用意することが難しいことからなかなかOB訪問を行うことが難しく、大学生がOB訪問をする際は大学側でOBを用意することから手間と時間がかかり、堅苦しいOB訪問になってしまうといった問題がOB訪問アプリのない時代はありました。
しかしOB訪問アプリの登場により気軽にOBをアプリで探してOB訪問ができ、OB側も就活生にお土産をいただければ相談にのるといったちょっとした要求ができ、ギブアンドテイクの関係を築いて就活生とOB側のどちらにもメリットがあることからOB訪問アプリの需要が急激に伸びていきました。
OB訪問アプリは今や就活生の必需品になりつつあります。
OB訪問アプリの大手はマッチャー!
OB訪問アプリとして有名なものは
- マッチャー(Matcher)
- VISITS OB
- ビズリーチ・キャンパス
- yenta
- Eight
などさまざまなアプリがありますが、一番有名で人気なアプリはマッチャーになります。
【最新の就活ニュース】 「就活相談にのるので、 してくれませんか?」- 日本最大級のOB訪問マッチングサービス「Matcher」が待望のアプリ化 – PR TIMES… https://t.co/ncavC6hxP0 #就活 #応援 pic.twitter.com/742jLajrdU
— 地方大学生のための就活応援BOT (@Jobhun_local) September 27, 2016
マッチャーはOBの検索やチャット機能での連絡の取り方の点で使いやすく、使用している人も多いことからOBも探しやすいので、人気となっています。
しかしこんな便利なOB訪問アプリでも最近はとある事件が起こりつつあります。
OB訪問アプリは危険!?巧妙になりつつあるセクハラ被害!
女性に睡眠薬などを飲ませて意識を失わせ、性的暴行を加える事件が後を絶ちません。就職活動用の「OB訪問アプリ」を悪用して学生を誘い出し、睡眠薬を飲ませて乱暴する事件も起きています。 https://t.co/E9d6nKF4nQ
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) April 18, 2021
OB訪問アプリで女性の就活生がセクハラ被害に会うことが増えつつあります。
このセクハラ問題は2019年頃から話題となっており、OB訪問アプリ側でも対策はしているようですが、現在もなお被害は出続けています。
最近は手口も巧妙になりつつあり、セクハラ以上の被害も出ています。
2021年4月19日には、飲食店で会った際にこっそり薬を飲まされてこんすい状態にされた女性の就活生がOBの自宅で被害に会った事件も報道されています。
このOBは実は経歴を偽って登録しており、一部の訪問者にお金を渡して自分の評価を上げて準備していたこともあり、手口が巧妙になりつつあります。
OB訪問アプリでセクハラ被害に会わないように注意する為に必要なことは?
OB訪問でセクハラ被害に会わないようにする為に、次のことをすると安全性が増します。
- 訪問する場所に注意し、OBの自宅や個室は避けて、周りに人がいる場所で会う
- 会った際、本当にOBかどうか確認できる身分証を提示していただく
- 可能であればOBの顔写真を撮る(さりげなく一緒に写真を撮るなど)
- 会話はボイスレコーダー等で録音する
- 食事ではこっそり何か薬を入れられていないか注意する
OB訪問アプリは便利ですが、出会い系に近い部分もあり危険性はどうしても存在してしまうため、このように自分の身は自分で守る必要があると私は考えます。
また、学校側でも就活生にOB訪問アプリを使う際の注意点を教育することも大事になると私は思います。