2021年3月23日、対話アプリのLINEで中国企業に個人情報が見られてしまう問題(詳細は前回のLINEの中国個人情報問題の記事を参考)についてLINE社長の出澤剛社長が東京での記者会見でそのことについて陳謝し、韓国に保存しているデータを日本に移管すると発表しました。
今回はLINE社長の出澤剛社長と韓国との関係を解説していきます。
LINEの出澤剛社長とは?
出澤剛社長は現在47歳の1976年6月9日生まれの長野県佐久市出身で、Zホールディングス株式会社の代表取締役Co-CEO(共同最高経営責任者)です。
Zホールディングス株式会社は元LINE株式会社で、2021年2月まではLINE株式会社の代表取締役社長CEOでした。
出澤剛社長の簡易経歴は下記となります。
上記経歴より、出澤剛社長はホリエモンで有名となったライブドアの社長を経験しています。
朝日生命保険勤務時代にライブドアに出向しており、そこでは当時普及した携帯電話の着メロ、待ち受け画像等のインターネットビジネスを経験し、予想以上にそのビジネスが面白かったことと成果を出したことからそのままライブドアに転職しています。
ライブドア転職後はライブドア社長のホリエモン(堀江貴文)の戦略で社員の役職を上げていたこともあり、入社後1年で執行役員となっています。
2007年にライブドア事件でホリエモンが逮捕されたことにより、出澤剛社長はそのままライブドアの社長になりました。
2010年にライブドアが韓国のNHNの日本法人であるNHN Japanに買収され、その流れでNHN Japanにそのまま入社する形となりました。
その後2011年に対話アプリのLINEがリリースされ、LINEの人気が出たことから2015年にLINE株式会社となり、2015年にLINEの社長となりました。
参考として、YouTubeの公式チャンネルのParaviの出澤剛社長のインタビュー画像を掲載します。
出澤剛社長と韓国との関係は?
上記のLINE株式会社の成り立ちの通り、ライブドアが韓国のNHNの日本法人であるNHN Japanに買収された後にLINE株式会社が誕生していることから韓国とは切っても切れない関係となっております。
下記のLINEの主要役員の通り、半数が韓国人となっている為出澤 剛社長は韓国と深い関係となります。
出澤 剛
シン ジュンホ
舛田 淳
ファン インジュン
パク イビン
コ ヨンス
ヤン ソクホ
池邉 智洋
島村 武志
稲垣 あゆみ
出澤剛社長と韓国との関係のまとめ
LINEの会社の成り立ち自体が韓国と深い関係がある為、出澤剛社長自身も当然韓国と深く関わっていることとなります。
韓国に保存しているデータを日本に移管するとの発表もありますが、韓国にとってはあまりいい話ではないのでデータの移管の代わりの対価を求められることは間違いないです。