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白泉社の評判は?三浦建太郎の訃報で問われる漫画家の健康管理とは

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白泉社の評判と三浦建太郎の訃報で問われる漫画家の健康管理とはについて今回は解説します。

目次

白泉社は大手漫画出版社!

白泉社(はくせんしゃ)漫画、絵本。小説の出版社になります。

1973年に集英社から分かれて設立し、主に少女漫画雑誌の出版からスタートしており、少女漫画雑誌『花とゆめ』や青年漫画雑誌『ヤングアニマル』を出版しています。

ヤングアニマルでは三浦建太郎さんの『ベルセルク』が有名となります。

三浦建太郎はベルセルクで超有名漫画家に!

三浦 建太郎(みうら けんたろう)さんは1966年7月11日生まれの千葉県出身の漫画家になります。

大学時代に漫画家の森川ジョージさんのアシスタントを経験していますが、森川ジョージさんから画力を絶賛されたこともあり大学在学中の頃から『ベルセルク』の読み切りを書き終えていました。

そして日本大学藝術学部美術学科を卒業後、漫画家となり青年漫画雑誌『ヤングアニマル』の元となった『月刊アニマルハウス』で『ベルセルク』の連載を開始します。

『ベルセルク』はファンタジー系の漫画で、画力の高さから大ヒットしてアニメ化と映画化もしており、1989年から現在まで連載を続けていました。

しかし2021年5月20日、三浦建太郎さんが2021年5月6日に急性大動脈解離でお亡くなりになったので、『ベルセルク』は打ち切りとなってしまいました。

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三浦建太郎の私生活は過労で荒れていた!?

三浦建太郎さんの漫画家としての生活はかなり過労染みた生活となっていました。

漫画の巻末には私生活についてのコメントが書かれていましたが、内容的には過労で辛いといったようなコメントが多く書かれていました。

その一部を抜粋すると、

俺の休みは2か月に半日

過労でまた倒れた

熱射病にやられた

俺の体の2/3はカロリーメイトで出来ている

といった等のコメントがあり、過労以外に食生活も荒れていたことが分かります。

三浦建太郎さんが亡くなる原因となった大動脈解離は過労が原因でかかる病気ではありませんが、亡くなった原因として過労が関係していた可能性も高いです。

白泉社は漫画家の健康管理にもっと気を使うべき!?

三浦建太郎さんは職人タイプの漫画家家であったこともあり、漫画が一種のアートレベルまでの仕上がりとなっています。

このことからアシスタントの力を借りずに漫画は全て自分の手で書いており、雑誌『ヤングアニマル』は月1回の発行ですが投稿が間に合わずに休載することもありました。

白泉社の編集者は少なくとも三浦建太郎さんの私生活がどのような状態にあったかの認識はできていたはずなので、もっと三浦建太郎さんの健康状態に気を使うべきだったと私は思います。

白泉社自体には悪い評判や噂もなく、むしろ漫画出版社では比較的まともな企業になります。

しかし漫画家は労働時間の制限がなく、納期の期限がしっかり決まっていて基本的には全て自己責任といった職業ということもあり、過労の状態が続いても出版社に責任が問われることはほぼない為、漫画家の健康管理の仕組みを出版社側で作る必要があると私は考えます。

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