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ガニ大統領、アシュラフ・ガニーの経歴は?アフガニスタンを見捨てる

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ガニ大統領、アシュラフ・ガニーの経歴と、アフガニスタンを見捨てるについて今回は解説します。

目次

アフガニスタンのガニ大統領が辞任して出国!?

アフガニスタンのガニ大統領が大統領を辞任し、出国したと2021年8月15日に報道がありました。

アフガニスタンは大半の都市が反政府組織のタリバンに制圧されて首都のカブールも包囲されています。

このことからタリバンと戦うことをガニ大統領諦め、ガニ大統領は現政権を捨てたことになります。

アフガニスタンとタリバンの歴史を簡単に解説

アフガニスタンは首都がカブールで、イスラム教を信仰している国になります。

タリバンは1970年にできた組織で、イスラム教の信仰が特に強い過激派の組織になります。

1990年代にはアフガニスタンの大部分を支配下に置く組織にまで成長していましたが、2001年の911テロでアメリカの怒りを買い、タリバン政権は崩壊しました。

しかしタリバンの残党は残り続け、アフガニスタンに駐留していたアメリカ兵の犠牲者が多かったことから近年ではアメリカはアフガニスタンの撤退を進めていた背景もあり、2021年にタリバンは再び力をつけて息を吹き返しつつあります。

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アシュラフ・ガニーの驚きの経歴とは?

ガニ大統領の名前はモハンマド・アシュラフ・ガニー・アフマドザイで、1949年2月12日生まれのアフガニスタン出身の大統領になります。

アメリカのベイルート・アメリカン大学を卒業し、アフガニスタンのカブール大学で教師をしていましたがその後アメリカへ移住してアメリカの大学の教師をしています。

1991年(満42歳)には世界銀行で働き、アフガニスタン帰国後に財務相を務め、2006年からアフガニスタンの大統領選に出馬するようになり、2014年にはアフガニスタンの大統領となります。

しかし2021年8月15日、タリバンがアフガニスタンをほぼ掌握したこともありガニ大統領は辞任してタジキスタンに出国しました。

タリバンに再び支配されたアフガニスタンの今後は?

アフガニスタンの撤退はトランプ元大統領の頃から勧められており、バイデン大統領も撤退を後悔していないと発言していることから、アメリカ人の犠牲が大きすぎてあまり関わりたくないのではないかと私は思います。

今後懸念されることとして、タリバン政権の復活によりアメリカの貿易センタービルの飛行機衝突のテロのような事件の悲劇が再び起こるのではないかということがあります。

また最近ではドローンが兵器として利用され始めているので、ドローンによるテロが本格的になってくるのかもしれないです。

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