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コロナワクチンのアナフィラキシーは蜂に刺された症状と同じ?

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21年4月より新型コロナウイルスの高齢者へのワクチン接種が始まります。

現在ワクチン接種で問題となっているのが接種後のアナフィラキシーが起きるかどうかです。

このアナフィラキシーは一般的には蜂に刺されたときに聞く言葉であり、今回はコロナと蜂に刺された時のアナフィラキシーとの関係性を解説します。

目次

アナフィラキシーとは

アナフィラキシーとは体の中に食べ物や薬等の物質が入った時に起こるアレルギー反応で、気を失うなどといった重い症状が起こることをアナフィラキシーショックと呼んでいます。

アナフィラキシーショックとして有名なのが蜂(特にスズメバチ)に刺された時の症状であったりします。

スズメバチに刺された時のアナフィラキシー

スズメバチに刺された時のアナフィラキシーとして一般的によく知られていることは、2回目に刺されるとそのまま亡くなってしまう確率が1回目よりも高くなるといったことです。

この理由については1回目に刺された時にスズメバチの毒の抗体が体にできてしまい、2回目に刺された時にこの抗体が毒へ過剰反応してそのときのショックでなくなってしまうといったものになります。

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コロナと蜂に刺されたときのアナフィラキシーの関係性

蜂に刺された時に反応するアレルギー物質は、蜂毒アレルギーになります。

よってコロナワクチンで起こるアナフィラキシーに蜂毒は当然入っていませんので過去に蜂に刺されたことがあったとしても問題ないです。

ただし、過去にインフルエンザ等のワクチン接種を行ってアレルギー反応を起こしたことがあったり、食物アレルギーで重度のアレルギー反応を起こしたことがある人は接種前に医師に伝え、摂取しても問題ないか確認したほうがいいです。

コロナワクチンのアナフィラキシーの原因

現時点でコロナワクチン接種によるアナフィラキシーが起こる原因物質はまだ分かっていません。

ただ、21年3月10日時点で

約10万人への接種でアナフィラキシー疑いが17例

とのことなので、日本で予定されているファイザーのコロナワクチン接種でアナフィラキシーが起こる確率は相当低いと考えられます。

コロナと蜂に刺されたときのアナフィラキシーのまとめ

アナフィラキシーショックは蜂に刺された時の症状という意味ではなくアナフィラキシーという用語自体が重度のアレルギー症状ということになる為、コロナワクチンと蜂に刺された時のアナフィラキシーは別物ということになります。

ということで過去に蜂に刺されたことがあるからコロナワクチン接種を控えようともし考えているのでしたら、蜂刺されは関係ないので安心していいです。

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